


ウィルコムのメールサービス(WilMail)は、ウィルコムの配信機能の中で唯一、送信以外に受信をすることが可能です。この送受信の機能を生かして、新しいアプリケーション開発の可能性をご紹介します。ここでは、メールを使った自動オーダー・シテスムの構築例をご紹介します。
<<ウィルメール受信時の基本動作>>
この機能をお使いいただくためには、まずウィルコム専用のメールアドレスが必要になります。メールサーバー(POP3)からウィルメール(WilMail)は、自分宛のメールを自動受信します。
POP3サーバー
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ウィルメールが自分宛メールを自動受信
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メール本文を iSeries のウィルコム DB に自動アップロード(*1)
(iSeries 文字形式に自動変換されます)
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添付ファイルがある場合は、指定フォルダに自動保管(*2)
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iSeries 側ウィルコムは、メール受信を確認して、受信の都度ユーザーアプリケーションを自動実行(*3)
(*1)ウィルコム管理下の DB に 1メール1メンバーの形式で自動保管されます。iSeries の文字コードに変換されていますので、iSeries 側の DB 照会コマンドやアプリケーション・プログラムで参照可能です。
(*2)ウィルメールの設定で、ウィルコム PC Server 以外に、iSeries IFS 上のフォルダを指定して保管することも可能です。
(*3)ユーザーアプリケーションは、お客様での開発が必要になります。iSeries 側ウィルコムにメール受信の都度、実行したいアプリケーションを開発し、登録することで動作します。このユーザーアプリケーションには、ウィルコムが受信したメールが保管された DB のメンバー名をパラメータとして渡してくれます。そのパラメータ値によって、ユーザーアプリケーションは、受信したメールを読み取ることが可能になります。
<<DB に保管されたメール形式>>
ウィルコム管理下の DB に保管されたメールは、送信者・件名等のメールヘッダー情報、メール本文の他、添付ファイルが保管された際の保管パスと保管ファイル名を含んでいます。
<<自動オーダーシステム例>>

①あらかじめフォーマットを定めて配布された CSV 形式のオーダーシートに、注文データを入力してウィルコム専用アドレス宛に、メールで注文をします。
②ウィルメール(WilMail)が、取引先から届いた自分宛のオーダーメールを自動受信します。
③赤矢印をたどって、受信メール本文は自動的にアップロードされます。メール本文は、iSeries 内のウィルコム受信 DB に 1通あたり1メンバーで自動保管されます。
④添付された CSV ファイルはウィルメールで指定されたフォルダに保管されます。この場合、iSeries の IFS 上のフォルダに保管します。(**後述される iSeries 上のユーザープログラムから読み取れるエリアに保管します。)
⑤iSeries 側のウィルコムは、メール受信を確認して自動起動テーブルから対象ユーザープログラムを実行します。受信したメールが保管された受信メール DB のメンバー名がパラメータ値としてユーザープログラムに渡ります。
⑥ユーザープログラムは、受信メール DB のメンバーがパラメータ値でわかりますので、対象メンバーを読み取ります。メール本文の中には、添付ファイルの保管パス、保管ファイル名が記録されていますので、その部分を読み取ります。CSV 形式のオーダーデータの保管場所が判明しますので、CPYFRMIMPF を使用して CSV ファイルを iSeries 内 DB にコピーします。後は、ビジネスルールに基づいたオーダーチェックを行い、エラーがある場合はエラーリスト、オーダーが確定した場合は、確定した旨をリスト出力します。スプールは、ウィルコム OUTQ に投入します。
⑧エラーもしくはオーダー確定のスプールは、ウィルコム OUTQ に投入されて、送信者である取引先に対して返信メールを送信します。
⑨オーダー発信者に対して、オーダー内容の確認メールが届きます。
Web アプリケーション・システムを構築するまでもなく、メールだけでこのような低コストなシステム開発が可能になります。